2004-09-15
2004/09/16 木 08:30 | -
■ シェイクスピア 22:05
産経新聞の記事によれば、大英図書館のWebサイトでシェイクスピアの作品を公開しているという。
紹介されているのは、1600年代に刊行された書籍も含まれているそうで、その道の人にはたまらないコンテンツのようだ。こういった作品は、実際に展示されていても、手に触れてページをめくるなんてことはできっこないので、これぞインターネットならではと言えるコンテンツだ。
わしは、大学時代にとっていた英語学の授業で、「真夏の世の夢」の原文を目にしたのだが、今から400年前の英語は今の英語とかなり異なる。文法も単語もそれぞれ現代英語とは違う言語に思えるほど。今でもオランダ語は、ドイツ語と英語がごっちゃになったような言葉だが(ありがとうは「Dank U」と言う)、シェイクスピア時代の英語は、フランス語とドイツ語が混じったような印象を受ける。これは、ドイツ語と英語が近い存在だったところに、当時の英王室が百年戦争などを経てもなおフランス宮廷の影響を受けていたことに遠因があるという。
このあたりに興味がある人は、かの有名なオックスフォード英英辞典をゲットすべき。もしかしたら複数のバージョンがあるかもしれないが、英文学を手がける大学の本屋で売っているようなものだと、調べたい英単語の初出まで記載されているし、シェイクスピアの作品で使われるような単語まで掲載されている。
■ 253iシリーズ 20:55
ドコモの廉価版カメラ付き端末「253iシリーズ」が発表。いわゆるエントリーモデルだが、そもそも8,000万契約と飽和状態の日本市場で、「誰がエントリーやねん」というツッコミが心に浮かぶ。まぁ、お子様か高齢者か、というのがスッと浮かぶユーザー層だけれど、そういった人たちよりも、手軽にケータイを使いたいという10代後半〜20代半ばあたりの男女が主に使うことになるだろうか。
枯れたPDCだけあって、どの機種も小型軽量。そこにPDCの生きる道を見いだすのは、ドコモとしては至極当然だが、どの程度売れることになるだろうか。
一方、ドコモが注力しているFOMAの売れ行きが伸び始めたのは、900iシリーズが登場する前。「FOMAのほうがパケ代安いよ」といった口コミ情報が広まり始め、サービスエリアも一応は使えるレベルに達したことがキッカケだ。
そしてFOMAの伸びが急に加速したのは、900iシリーズの登場による。その900iも登場から半年以上を経て、比較的手ごろな価格帯になってきた。店舗によっては、新規20,000円前後に落ち着いているようだ。ドコモからは既に901iシリーズの投入が明らかにされているので、900iシリーズは今後半年、より安くなっていくだろう。
そうなれば、新規15,000円になるという253iシリーズと、さほど変わらない価格になりつつあるFOMA端末のどちらをエントリー層は選ぶのだろう。正直言って、わしやわしの周囲にいる友人・知人は、確実にハイエンド端末を求めるため、現状であえて253iシリーズを求める人の気分がよくわからない。ただ想像できるのは、端末デザインの魅力くらいだろうか。もし知人にそういう人がいて、「これかわいいのー」とか言い出しても、「ドコモならFOMAのほうが安くつくんちゃう?」と思わずアドバイスしてしまいそうだ。
産経新聞の記事によれば、大英図書館のWebサイトでシェイクスピアの作品を公開しているという。
紹介されているのは、1600年代に刊行された書籍も含まれているそうで、その道の人にはたまらないコンテンツのようだ。こういった作品は、実際に展示されていても、手に触れてページをめくるなんてことはできっこないので、これぞインターネットならではと言えるコンテンツだ。
わしは、大学時代にとっていた英語学の授業で、「真夏の世の夢」の原文を目にしたのだが、今から400年前の英語は今の英語とかなり異なる。文法も単語もそれぞれ現代英語とは違う言語に思えるほど。今でもオランダ語は、ドイツ語と英語がごっちゃになったような言葉だが(ありがとうは「Dank U」と言う)、シェイクスピア時代の英語は、フランス語とドイツ語が混じったような印象を受ける。これは、ドイツ語と英語が近い存在だったところに、当時の英王室が百年戦争などを経てもなおフランス宮廷の影響を受けていたことに遠因があるという。
このあたりに興味がある人は、かの有名なオックスフォード英英辞典をゲットすべき。もしかしたら複数のバージョンがあるかもしれないが、英文学を手がける大学の本屋で売っているようなものだと、調べたい英単語の初出まで記載されているし、シェイクスピアの作品で使われるような単語まで掲載されている。
■ 253iシリーズ 20:55
ドコモの廉価版カメラ付き端末「253iシリーズ」が発表。いわゆるエントリーモデルだが、そもそも8,000万契約と飽和状態の日本市場で、「誰がエントリーやねん」というツッコミが心に浮かぶ。まぁ、お子様か高齢者か、というのがスッと浮かぶユーザー層だけれど、そういった人たちよりも、手軽にケータイを使いたいという10代後半〜20代半ばあたりの男女が主に使うことになるだろうか。
枯れたPDCだけあって、どの機種も小型軽量。そこにPDCの生きる道を見いだすのは、ドコモとしては至極当然だが、どの程度売れることになるだろうか。
一方、ドコモが注力しているFOMAの売れ行きが伸び始めたのは、900iシリーズが登場する前。「FOMAのほうがパケ代安いよ」といった口コミ情報が広まり始め、サービスエリアも一応は使えるレベルに達したことがキッカケだ。
そしてFOMAの伸びが急に加速したのは、900iシリーズの登場による。その900iも登場から半年以上を経て、比較的手ごろな価格帯になってきた。店舗によっては、新規20,000円前後に落ち着いているようだ。ドコモからは既に901iシリーズの投入が明らかにされているので、900iシリーズは今後半年、より安くなっていくだろう。
そうなれば、新規15,000円になるという253iシリーズと、さほど変わらない価格になりつつあるFOMA端末のどちらをエントリー層は選ぶのだろう。正直言って、わしやわしの周囲にいる友人・知人は、確実にハイエンド端末を求めるため、現状であえて253iシリーズを求める人の気分がよくわからない。ただ想像できるのは、端末デザインの魅力くらいだろうか。もし知人にそういう人がいて、「これかわいいのー」とか言い出しても、「ドコモならFOMAのほうが安くつくんちゃう?」と思わずアドバイスしてしまいそうだ。