九段坂三番町

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2004-09-10

2004/09/11 土 08:30 | -

■ 捨助が天狗と呼ばれ 20:54
 どうにもこうにも昨今、NHKの「新選組!」にハマってるわしだけれども、嫁殿は、「新選組!」を楽しむ一方で、「24」に関する情報収集に抜け目がない。mixiの24関連コミュニティなどから、多種多様な情報を効率的に入手しているようだ。So-netの「24」メールマガジンは、まったくもって役に立たないので、それに登録しているわしは、ボケーっと嫁殿から「24」関連情報を聞いている。

 さて、話を「新選組!」に戻す。

 劇中には、さまざまな人物が登場する。史実を題材としつつも、キャラクターの立ち振る舞いは役者さんそれぞれによって味付けされていて、なかなか楽しめる。先々週の放送では、ドタバタ喜劇のストーリー展開で、落としどころで香取慎吾演じる、近藤勇が「みんな、それなりにありがとうーーッ!」と絶叫したシーンは、新撰組そのものが好きな人でも笑っちゃったのではなかろーか。

 実在人物が中心となって展開される中、「新選組!」には、滝本捨助(中村獅童)が登場する。彼は、実在した人物をモデルにした架空のキャラクターで、つい先日までは、「とりあえずドタバタした雰囲気を出す」だけのキャラクターと思っていた。

 しかし、このところは長州藩のために使いっ走りする役目を負うようになっていて、ちょこちょこと「新選組!」の本筋と絡み出している。シーンによっては、長州藩士たちから「逃げろ!」とかばってもらうこともある。なかなかの重要人物になってきてるじゃないか、と見ていたら長州藩士たちは捨介を「天狗ッ! 逃げろッ!」と叫んでいるのだ。毎週欠かさずチェックしている人にはくどい説明で少々申し訳ない。

 いつから「天狗」と捨助が呼ばれるようになったのか、ちと記憶にない。「俺様のことはナァ、これから天狗と呼べ! 呼ぶんだよぉゥ〜」といった台詞を経て、そう呼ばれるようになったとは思うのだが。(※コメントを参照されたし)

 しかしまぁ、よりによって「天狗」ときたか。幕末の京都で「天狗」と来ちゃった。もう、最初に「天狗」と耳にした瞬間、わしと同じように「まさかな」とちょっとした疑問が浮かんだ人は少なくないだろう。うーん、しかしこうもわかりやすい(?)伏線になっているとすれば、これからどういうストーリー展開になるのか、ますます気になってきた。とりあえず明日の再放送も要チェックなのだ。
author : hiziri | comments (2) | trackbacks (0)