九段坂三番町

　先の土曜、我が家で日本酒を呑んでアレヤコレヤ騒ごう会が開催された。いやはや、いろいろと頂き物もあって、感謝感激雨あられ。恐縮でありますサー。

　わしの思考リソースの大半は、来て頂いた約10名ほどの皆さんに対して、お好み焼きをいかにスムーズに作るか、ということに費やされた。しかしながら、わしが実際に行なうのは、生地を焼くことそのものだけであり、一番時間が必要な生地作成は、嫁殿の見事な差配でスムーズにクリアされた。

　ただ、普段家族で使うホットプレートで調理したため、やはり各人の腹を満たす量のお好み焼きを作成するには、それなりに時間がかかってしまった。今後の課題、としたいところだが、これは業務用の鉄板付きテーブルを買うしか解決法はないのだろうか。
……や、ちょっと欲しいけど、嫁殿に嫌がられそうな気がしなくもない。

　正直、手打ちうどんよりも上手く作れたと思うのだが、基準としているのが手打ちうどんっつーのはどうよ、とか言うたらあきまへん。

　ちなみに会終盤にはタコ焼き作成も行なったのだが、これはほぼSさんにほとんどお任せする形に。途中でフリスクが入れられたとか入れられなかったとかで、なんか局地的に阿鼻叫喚になってたもよう。わしはフリスク入りタコ焼きを食わなかったので、果たしてそんなにキツイ物なのか、想像がつきかねるところなのだが、少なくとも作っている間、タコ焼き機からはかなり厳しい香りが発生していたことをご報告申し上げ奉り候。

　「フリスク入り不味いの？」と疑問を感じている関西人、もしくは自宅にタコ焼き機のある方はぜひチャレンジしていただきたい。