九段坂三番町

　16日に発生した宮城沖地震、びっくりした。普段は、自宅や会社で地震、という状況ばかりだが、今回はお盆で、伯父宅にお邪魔しており、ちょうど帰宅の途につこうという日に地震発生。

　地震が発生する1時間ほど前に、最寄りのJR駅・みどりの窓口で帰りの新幹線の切符をゲットしていたが、地震発生以後の新幹線は全線ストップ。今回、わしが赴いていたのは栃木県であり、新幹線も宇都宮から乗車する予定だったが、宇都宮に停車する新幹線は復旧の目処が立たないまま。

　どのみち急ぐ用事もなかったため、夕方まで遊び、新幹線のチケットは払い戻して、湘南新宿ラインの通勤快速・グリーン車で東京方面に。在来線は既に復旧していたが、これまた地震の影響で、いくつか運休していた便もあり、宇都宮駅到着から1時間後に目的の電車に乗った。

　新幹線は確かにスピーディに動けるが、宇都宮の場合、在来線利用であれば、目的の大宮駅まで1時間。新幹線だと30分。新幹線に乗る理由は「息子さんを喜ばせる」ことであったため、さっくりと在来線選択を決断できたが、宇都宮以北に居た場合は難儀することになったじゃろう。

　1人で動いている場合と、家族が一緒の場合とで、天災発生時の対処法をもうちっとイメージしておきたい。