九段坂三番町

　あけまして、おめでとうございます。2008年というわけで、平成も20年目。いやぁ、2007年はあっという間に過ぎ去りましたな。特に去年なんて、めちゃめちゃ先のことや、と数年前から捉えていたのです。というのも現職に就いて早々に「○○は2007年に決まる」みたいな話がありまして（いわゆる次世代のことです）。当時は、「まぁエライ先の話を今から言うもんやねぇ」とか考えていたのですが、その2007年もサッと過ぎさって、いよいよ2008年ですわ。皇紀で言うと2668年。

　で、先ほど武蔵国一の宮であるところの、大宮氷川神社に初詣しましょ、と出かけようとしたら、息子さんの逆鱗に触れて大泣きされてしまい、ヒス状態のため出かけるのを急遽取りやめました。好転したら、後で出かけるかな……。ちなみに、原因はわしが息子さんに整髪料を付けたため。「髪がベトベトする！」と嫌がられて、「んなもん気にするな」と放置してたらドンドン機嫌が悪化した、というわけです。むー。

　ところで、いろいろと調べていたら、初詣が一般に広まったのは明治期以降のことで、関西の私鉄が電車に乗らせるため、各地の大手寺社へ詣でるよう煽ったためとか。それまでは、家長が大晦日の夜から元旦にかけて神社に籠もってたみたい。へー。

　さらに氷川神社の開門時間を調べてみたら（大宮氷川神社は公式サイトがなくて困る）、Wikipediaの氷川神社の項目に、「アニメ『セーラームーン』の登場キャラの1人は、元麻布にある氷川神社をモデルにした架空の神社の巫女。そのため、当時はファンがおしかけた」とありまして。

　「らき☆すた」っていうか、鷲宮神社の現象と同じやんけー！　と元旦早々ツッコんでしまい、人間というのは変わらんもんやなーと達観できた次第。

　てなわけで、本年もよろしゅうお願い申し上げます。