九段坂三番町

　嫁殿が初めてスロークッカーを使って、ビーフシチューを作ってくれた。煮崩れしてないのに、具材が柔らかくなっていて、ちょっとビビった。うまかった。

　そんな形で始まった2009年度。本年度もどうぞよろしくお願いいたします、みたいな感じですが、私は何もしていない恒例のイベント、担当者の疲労っぷりが見ていて痛々しいんです。新陳代謝がないことの恐ろしさ、ちょっとずつ身に凍みてきているかな。

　卒園式を終えて、春休み満喫中の息子さん、たまに勉強しろよと言い残して出立する父ですが、昨晩帰宅すると息子からのお手紙が机に置いてある。手に取ると「今度マリオカートやろう」「今度焼肉屋いきたい」といったことが書いてある。嬉しくて涙ぐむ一方で、なぜ焼肉屋……もう1年ほど行ってない気がするけれども、それ以前だってそんな頻繁には訪れていないし、何より彼自身は焼肉が好きではなかったような。

　おそらく、ここ最近で肉の味を覚えた6歳児、以前訪れた時におもちゃをもらえた店として焼肉屋がピコーンと脳裏に浮かんだのであろう。んむ、成長しとる。

　そんなこんなで、まもなく入学式でござる。

　3月6日にわしが発熱し、翌週にはほぼ復調しつつあったのだが、続いて嫁殿がコンコンと咳をし出した。発熱こそないものの、喉が痛い痛いと泣いておった。伏せて寝込むほどではないが、わしが在宅する休日にはゆっくりと休んでもらった（つもりだ）。

　そして先週には、息子さんが発熱しよった。喉の痛みはなく、普段と同じくらいハキハキ喋るのだが、顔は赤い。最初は37.5度程度だったが徐々にあがって、38度に。先の日曜には39.4度まで上昇したが、それでも元気に喋る。さすがに三連休は皆が皆、調子がわるいので外出を控えていたが、今週に入って息子さんと嫁殿が復調気味になってホッと一息。

　と思ったら、今度はわしの風邪がぶり返した。今年の三月はなんかイヤーンな感じ。花見でもして邪気を払い飛ばしていきたいわい。


　

　2週間前の水曜の夜、仕事を終えて帰宅しようとしたら、ちょっとだけ寒気を覚えた。やだなー熱出るかなーこれはーとか思ってたら、翌木曜、仕事中に39.4度まで上昇しやがった。久々の発熱！　これは！　もしかして恋？！　ていうかインフルエンザ？　ということで急遽早退して地元の医者へ。

　検査の結果「インフルは陰性ですねー」つうことで感染してなかった。しかし熱でふらふらしておったので、抗生物質や咳止めなどをもらって帰宅。翌日も少し熱があったので金曜日はお休みをいただき、自宅療養。熱はその日の内に下がり始めてホッと一息。でもなかなか喉の痛みが治まらない。

　結局、先週いっぱいまで咳と鼻水に襲われ続けた。同僚O氏が先駆けて風邪をひいていたが、わしが倒れた後、同僚T氏も上司U氏も風邪を引いてしまった。インフルじゃなくてもインフル並のダメージであった。

　しかし久々に病気っぽい感じになったが、あれですな、「なんとなく胸の痛いが」とか「ずっとおさまらない咳」とかだと、不安感が増すばかりだけれど起承転結てな感じの風邪だったので、そのあたりはまぁ良かったですハイ。

　先日、会社へ行こうと四ッ谷からトボトボ歩いていたら、なぞのきかい が あらわれた！　なぞのきかい の こうげき!! ズガッ！　わし は 1万のダメージ!!!　

　というわけで、うわー、めっちゃカッコエーとか思った。ちなみに現場は、四ツ屋駅すぐそばの桜並木。もうすぐお花見シーズンやけど、関連あるんかなぁ。なんすかね、これ。



　キャタピラも足もある。いやあ、歩けたらめちゃめちゃ格好良いんやけどなあ。さすがに支えるだけやろなぁ、この足。かっこええなあ。