九段坂三番町

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■ 新しいロマンスカーを見に行ってきた

2005/02/20 日 05:15 |

 寒風吹き荒ぶ雨模様という絶好の行楽日和に恵まれた2月19日。弊家は、神奈川県海老名市にある、小田急電鉄 海老名電車基地まで行ってきた。

 悪天候の中、片道1時間半というちょっとした旅を敢行したのは、小田急が世界に誇る超グレート観光用車両であるロマンスカーの新型車「VSE」親子見学会が催されたからだ。

 息子の影響で、だんだんと鉄道大好き一家になりつつあるが、今回は写真中心で「VSE」を紹介しよう。つーか、携帯からはご覧になれませんので、ご容赦をば。
 まず外観から。サムネイルをクリックすると拡大画像をご覧いただけるが、320×240という中途半端サイズであり、カメラ自体も大したことねーので期待するなかれ。
 なぜか仏TGV、じゃなくて独ICEを想起してしまったノーズ。白いボディに赤い一本のライン、きりっと引き締まった印象。この時点で惚れそうになる。なぜかICEを想起してしまうけど。
 車両の連結部、遠めに見た側面、さらに真横から見た先頭部
 もいっちょ、真正面から見た先頭部。そして土足厳禁の車内へ。新しいモノの香りに満ち溢れ、アドレナリン上昇。天井たけー。横幅はちょっと狭く見えるけど、座るとそうでもない。
 端っこの座席もくるっと回転すればテーブル使えますよ、と。
 で、端っこの席に座ってみた。テーブル出してみた。木材のインテリアにちょっと鳥肌が立つ。荷物を置ける上部の棚は、角度がついていて、走行中に荷物は落ちないように配慮。ちっこい婆ちゃんは手が届かない気もする。一番右は喫煙室。
 ブラインドも軽く下ろせて良い。左右に太めのワイヤーが通っていて、それをレールとしてブラインドが。揺れないね、こりゃ。で、普通のシートとは違うボックスシート。リクライニングできないけど個室っぽくて面白い。テーブルの下にはコンセント2つ。
 電車と思えない広さを持ったトイレ。もう一箇所、少し狭いトイレも用意されていた。デッキとシートを区切る扉はタッチセンサーでオープン。そして、車両最後尾、っつーか先頭部のコクピット(運転席って呼びたくない)がチラリと見えた。
 各車両間にある扉付近。床が石畳風に。シートのインテリアに木材を使用し、ここで石と。新宿から乗車した瞬間、「車内は箱根!」という演出なのかしらと想像してみた。


 いやあ、親子で楽しむアトラクションとして堪能させてもらいやした。1時間ちょっとで見終わったけれど、非常に楽しめた。なにより、小田急の方々は寒い中、いろいろと頑張ってはった。本当にありがとう。

 鉄道に造詣が深いわけでもなく、ここ数年は国内の特急列車に乗っていないのだが、以前欧州へ行ったときに乗ったICEやICN、TGV、THALYSなどと比べれば、こじんまりとした感じと言えるが、東京−箱根間という距離に適したサイズ。外観はアレを彷彿とさせるけれどもインテリアはだいぶ異なっていて、箱根への旅情をかきたててくれるであろー。いつか一家で、VSEに乗って箱根に温泉旅行と洒落込みたいもんだ。
author : hiziri | comments (2) | trackbacks (0)

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